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降水確率 0%の謎

【降水確率 0%の謎】

降水確率0%というと今日は100%雨が降らないと思っている人が
多いと思うが、実際は違う。
まず「0」と「零」の違いがある。
漢字の零は読みは「れい」である。
これは、まったく無いということでは無い。零細、零落などの用語を
見ても、その意味は「あるにはあるが極微小」という意味で、
その中に「0」も含まれているという、日本語らしい曖昧な言葉である。
元々あった「零」に「0」が入って来て、それも含めて「零」としたので
ややこしくなった。
一方、「0」は「ぜろ」と読むと、これは本当にまったく無いことを意味する。
天気予報では「れいパーセント」というはずである。
これは5%未満または1ミリ以下の降水を含んでいる。
これを「ぜろパーセント」と言って雨が降れば大問題となる。
予報はあくまでも確率の問題なので、0(れい)%といえば、まあ降らないと
考えてもいいが、降っても文句は言えないのである。
しかしTVのどこかに別枠でそういう説明を出すべきだと思う。
また試験で「0(れい)点」と言っても、点は「0(ぜろ)」でも
そこには努力賞が含まれるという意味があるのかも。

ついでに同じ日本語の問題で、「日本」の読み方。
これはあくまでも個人的な嗜好の問題だが、小生は「にほん」と読む。
以前、正式に日本は「にっぽん」に決まったが、どうもおかしい。
「日本画」を「にっぽんが」と読むだろうか。
「日本地図」を「にっぽんちず」と読むだろうか。
日本を「にほん」と呼んで差し障りのあるものは無いが、
「にっぽん」と読むとおかしな物が多々ある。
だいたい「にっぽん」に決まったのは、あるものに印刷されていたのが
「にっぽん」だったというお粗末な些細な理由である。

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