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消防団運営“火の車” 団員報酬「受け取ったことない」証言も

【消防団運営“火の車” 団員報酬「受け取ったことない」証言も】

会社員や自営業など本業の傍ら、災害発生時に消火や救助活動を担う消防団。
団員は非常勤特別職の地方公務員という立場で、自治体から報酬や出動手当が
支払われる。ところが、福岡県内の複数の消防団員から「報酬を受け取ったこと
がない」という声が新聞社に届いた。「団の飲み会や旅行に使われている」と
いう証言もある。

「報酬は分団が全てプールしていて、何回出動しても、自分は一度も受け取っていない。
誰が管理しているのかも知らされていません」。


「誰が管理しているかも知らないは」ちょっとおかしいが、団員が
受け取っていないのは事実。
小生が知っているのは八幡東区、八幡西区、若松区、戸畑区の消防団だが、
一度個人の銀行口座に入金され、そのまま団の代表口座に振り替わる。
なぜ消防団員でも無いのに知っているかというと、その振り替えシステムを
作ったのが小生だから。(これは何かの罪になるのかいな。このブログを
読んで新聞社が来ても黙秘いたします。)
個人への振り込みの件で消防局へ行き、同時にこのシステムの話もした。
だから消防局も暗黙の了解ってところだ。
そして、それは研修という名の旅行(宴会が主)や、まともな団では訓練時の
スポーツドリンクや、夜間の訓練時に使用する照明器具などの備品を購入する
代金になっている。

分団の収入は、市から支給される年間一律約41万円の交付金が軸。
消火器具や作業服の修繕費も出るほか、校区自治会からの助成金が得られる
場合もある。
しかし「手当の出ない夏祭りや運動会の警備に伴う運営費が必要」
「分団員数が多くなると費用がかさむ」「地域の防災教室などにも参加すると、
とても交付金のみでは運営できない」「消防技術を競う操法大会に参加する際は
訓練が増え、競技用手袋や靴の購入費用も膨らみ、飲み物代もかかる」
「地域の夏祭りや運動会の警備を依頼されることも多いが、市から必要経費や
手当は出ない」


確かにこれでは無理。
行政から支給されるのは費用弁償といって、出動1回がいくらと決まっている。
これが個人にまったく入らないのは問題があるが、そもそも問題があるのは
行政の方では無いだろうか。


コメント
name.. :記憶

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