本日 67 人 - 昨日 664 人 - 累計 1061137 人

北朝鮮で16年ぶりに大干ばつ

【北朝鮮で16年ぶりに大干ばつ】

国連食糧農業機関(FAO)は20日、北朝鮮では2001年以来の
大規模な干ばつにより食糧不足が深刻化しており、食料の輸入が必要だとの
報告書をまとめた。
報告書では、最も影響を受けやすい子供や老人に適切な食事を
供給するためには、今後3カ月間、商業的もしくは援助的な方法で
食料輸入を増やすことが不可欠だと述べた。
さらに「農家がかんがい設備や機械など適時、適切な農業支援を
受けることが非常に重要だ」と述べた。

北朝鮮は1990年代に深刻な飢饉に見舞われ、国民2500万人に供給する
食料を国際支援に頼った。ただ、食品流通を監視する必要性が敬遠されたほか、
経済制裁の実施もあり、支援は近年急速に細っている。


ここで出てくるのが、いつものとおり「人道的支援」だ。
だが、食糧を援助することが本当に人道的支援になるのだろか。
援助した食糧を国連の監視下、もしくは国連自体が配布するのでなければ、
おそらく一般国民には行き渡らず、一部の幹部のお腹の中と国庫に入るだけで、
しかも、その国庫から核開発やミサイル開発の資金と刈り上げ君の贅沢な
暮らしの費用として支出される。
もし人道的支援として食糧を援助する場合は、核開発やミサイル開発の
中止と廃棄などとのバーター的な取引をするべきである。
第一に刈り上げ君やその周辺の贅沢をやめて、その浮いた分を食糧の
調達に充てるのが最初ではないか。完全に矛盾していると思う。
経済制裁というのは、人道的支援よりも上位に位置すると思う。
ましてや農家への設備投資や機械の導入にあたっては監視委員を送るべきで、
資金の流用などが無いように、現物を援助するべきである。

現実問題として餓える人民が現体制に対して不満を持っていないはずは無く、
餓えるのが嫌であれば、まず自分達が立ち上がるべきだ。餓えて死ぬのが
いいか、反旗を翻して死ぬのがいいか、選ぶのは北朝鮮人民自身である。
援助をしたって限りが無い。いつまでも、同じ事を繰り返すだけである。
根本が間違っているのに枝葉を支えてもどうしようもない。
非人道的国家に人道的援助が本当に必要だろうか。


コメント
name.. :記憶

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):
  • 記事検索
  • 内容検索
RSS