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劉暁波氏、死去61歳(中国の民主活動家でノーベル平和賞受賞者)2

【劉暁波氏、死去61歳(中国の民主活動家でノーベル平和賞受賞者)2】

獄中でノーベル平和賞を受賞し、中国の民主化運動の象徴的存在だった
人権活動家の劉暁波氏(61)が13日、亡くなった。
民主化の夢は一党支配を死守しようとする当局の壁に阻まれ、末期がんに
侵されても出国もかなわなかった。

「民主化を目指す我々の精神的な支柱だった。とても悲しくて、怒りで
いっぱいだ」。劉氏が投獄される原因になった「08憲章」に最初に署名した
1人で杭州の学者、温克堅さん(46)は言った。病院に見舞いに行ったが、
病室すら教えてもらえなかったという。

北京の著名人権活動家、胡佳氏(43)も「出所したら、一緒に中国の変革を
目指して闘いたかった」と無念さを口にした。
ただ、政府が出国を認めなかったことへの怒りは大きい。「せめて最後は
自由のある土地で死なせてあげたかった。人道的な配慮すら認めない、
体制のひどさを多くの人が知ったのではないか」。

近くのホテルに当局が設けたメディアセンターには多くの報道陣が集まった。
担当者から「記者会見を開く」という説明があったが、夜になってもなかなか
開かれなかった。
病院側は13日深夜に会見し、「肝臓がんは早期発見が難しい。外国の専門医も
我々の治療を高く評価した」と述べた。主治医によると、妻の劉霞(リウシア)
氏や劉氏の兄弟も付き添っていたという。

中国メディアは13日夜の段階で劉氏死去のニュースを国内向けには流さず、
海外メディアの放送も制限。英BBCは約10分間画面が暗くなった。

このような国と日本はどう対処して行くのか。
海外メディアの放送も制限しなければならない国に正義があるはずが無い。
完全に国内メディアを支配し国民を洗脳している中国共産党を、まともな
相手として信用して話をしていいのか。
なぜ記者会見が遅れたのか。証拠の隠滅、発表する内容の共産党幹部との
摺り合わせしか考えられない。要は嘘の発表である。

いくら価格が安いからといって、大量の食物を、こんな国に頼って良いのか。
いつでも嘘をつき裏切る国家である。
ひとたび中国が農作物の輸出を禁止したら、日本はどうするのか。
いつまでも安定した農作物が輸入できると思うのは妄想である。
今や農産物とエネルギー資源は国家戦略を担う大きな武器である。
自衛のための軍備の強化も必要だが、もっと恐ろしい敵が潜んでいる。
例えば中国が南沙諸島を領有すれば海外からの物資は確実に運賃が上がる。
それはすぐに価格に跳ね返る。
中国の南沙諸島占有は他人事では無いのだ。

あらゆる事態を想定して軍備の強化も自給率の100%化も行い、
最終的には現体制が続くならば中国とは断交するべきである。
まずは無駄だが、国連の場で中国の非人道性を訴えよう。
それで、どうにもならなければ国連改革しかない。
国連が改革できないなら賛同する国を募って新たな機関を立ち上げるしか無い。


コメント
name.. :記憶

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