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「はれのひ」元社長に懲役2年6カ月

【「はれのひ」元社長に懲役2年6カ月】

「はれのひ」元社長の篠崎洋一郎被告(56)は2016年9月、会社が
債務超過だったにも関わらず、決算書類を粉飾して、2つの銀行から融資金
あわせておよそ6,500万円をだまし取った詐欺の罪に問われ、検察側は
懲役5年を求刑した。

19日の判決で、横浜地裁は「経営者として守るべき一線を大きく踏み越える
など、独善的で甘い見通しに基づく経営判断から財務状況の逼迫(ひっぱく)を
招いていて、強い非難に値する」などとして、懲役2年6カ月を言い渡した。


被害者は約2,000人。2年6ヶ月というと約900日。
1人1日にも該当しないのか。
検察側の求刑は5年、こちらの方がすごく妥当な気がする。
この裁判はあくまで銀行に対する詐欺罪での判決であって、被害者の客に
対する詐欺罪は立件されていない。
しかしこの事件は両者(銀行と客)を同時に考えて訴追するべきでは無いのか。
詐欺罪+詐欺罪=超詐欺罪で単独の詐欺罪より量刑は重くするといった感じで。
銀行に対する詐欺罪がどういう形で結審しても被害者の客は納得しないだろう。

こういう商売はある意味で客に夢を売っている。
儲けももちろんだが、そういう気持を失った経営者が成功する筈が無い。
早晩潰れる会社だっただろう。そもそも経営者になる資格が無い。
また客だけでなく可哀相なのは従業員とその家族。
もっとも過去には従業員ぐるみでいろいろと問題を起こした会社もあったが。

日本の刑罰は他国に比べて軽すぎるような気がする。
結局、裁判官も過去の判決事例に沿って量刑を決めているわけで、
本当の意味で被害者等の気持ちを考慮している訳では無い。
例えば「20歳女性と17歳少女に乱暴した罪 男2人に懲役8年6カ月の
実刑判決」というニュースがあったが、被害者にしたら2度と社会に
出てきてほしくないだろう。懲役8年6カ月というと被告2人は今22歳で
懲役後に出てきたらまだ30歳である。これで本当に更正していればいいが、
もしそうでなかったら被害者は怖いだろう。更正したかどうかなんて誰にも
判らないである。
例えばこういう犯罪を犯した被告は宮刑にするとか(無理だろうが)。

裁判という事がよく判らないが、一般の常識人には理解できない事が多いのでは
ないかと思う。
小生の次男の死亡事故でも略式裁判で10万円の罰金という判決だった。
運転による過失致死を一般の過失致死より重くした運転過失致死罪ができて
いるにも関わらず10万円である。
それでは普通の過失致死だったら5万円ぐらいか?
個人的には別に加害者に恨み辛みは無いが、一般的な事として、あまりにも
軽すぎるような気がする。
加害者は運転のプロであるタクシードライバーなのだ。
それは一般人より安全運転に心懸ける義務があり、当然一般人より重い責任が
あるべきで無いのかと思う。
たとえ過失であっても人1人殺してたった10万円。

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2018年12月20日
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